回想のカンチェンジュンガ北壁(8,586m)無酸素登頂


小西政継隊長ら山学同志会は5月14日深田、川村、坂下、鈴木+シェルパ1名

17日大宮、坂野ドクター、シェルパ2名の2回にわたって登頂に成功した。

未踏の北壁からこの高所での無酸素による登山はこの時代のヒマラヤでも屈指の成果だった。


アタック前夜、C4(ファイナルキャンプ、7,900m)
一睡も出来ず夜中の1時起き上がる、お茶、もち一切れのミソスープを済ませるまでに三時間費やす。

満点の星空、無風快晴、気温-27℃の寒気の中、身の引き締まる思いで04:45一歩を踏み出す。

傾斜40~50度の上部雪田が足首から腰までのラッセルで足取りは鉛のように 重く、呼吸は荒く、苦しい、遅々として進まない、10~20歩が限界だった。

昼頃から天候は下り坂、視界は悪く、雪もチラつき先行きを不安になるが登行を続行。

チムニー状の岩場を超えると雪に覆われた頂上台地が。 12時間の行動だった。

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